環プロジェクト

お日さまと木でつくる栃木の家 平成23年5月より環設計は東日本大震災後の新しい住まいとして、 「NPO 栃木エコロジー設計協会」と共同で3つの【もったいない 】を 基本とする『お日さまと木でつくる栃木の家』プロジェクトを立ち上げました。 エコロジーとエコノミーをテーマとして、新築住宅やリフォーム分野で 環境共生型住宅の普及に取り組んでいます。

3つの【もったいない】から考える環境共生型住宅

①木造耐震住宅でなければ【もったいない】

木材は環境にも健康にも優しい最高の自然建材であると共に、構造的にも優れた強度を持つ経済的な材料です。また県内には優れた杉・桧がたくさん植林されております。この豊富な資源を積極的に利用しなければ【もったいない】です。

在来木造工法により、建築主の要望に沿った多種多様な木造住宅を提案すると共に、内外装材には積極的に県産木材と自然建材(漆喰・和紙・自然塗料…等)による仕上げを採用しております。

②省エネ住宅でなければ【もったいない】

省エネとは断熱、気密、換気、日射対策などの観点から総合的に考える事です。室内を明るく温かく、快適に保つ為の省エネ対策は設計の段階から考えましょう。建物の壁や窓から熱が逃げては、せっかくの暖冷房が【もったいない】です。

断熱等級5(ZEH基準)や等級6の達成に、十分なシュミレーション計画で対応しています。また、伝統的住まいづくりの手法を現代に取り入れた温故知新の省エネ設計を実践しております。

③創エネ住宅でなければ【もったいない】

太陽の熱はお湯を作り、部屋を暖め、発電もする無限のエネルギー源です。そして、栃木県は冬季の日照時間が長い県であり、お日さまと共生しなければ本当に【もったいない】です。電気はもちろん、給湯や暖房もお日さまの力で作り出す自給自足のZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)を創りましょう。

お日さまとの共生としてOMソーラーを平成元年より採用しています。OMソーラーとは、給湯や床暖房(夜間は蓄熱暖房)を太陽の熱で行う装置です。開発から現在までの約30年、全国で2万棟を超える実績のある創エネシステムです。また平成25年からは、ソーラー発電も組み込んだクアトロ・ソーラー・システムも採用しています。

【お日さまと木でつくる栃木の家】イメージ図

資料室(PDFファイル)